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呼吸と姿勢の関係ブレーシングパーソナルトレーニング指導金山ただたん

姿勢が呼吸に与える影響とは?

姿勢の制御と呼吸には密接な関係があります。
呼吸で使われる横隔膜という筋肉は背骨を安定させ姿勢を保つ役割を担っています。
横隔膜を十分に使えていない呼吸(ランニングで息が上がった時のような肩を上下に動かしながらの呼吸)では、姿勢を保つことができず、トレーニングの際にはフォームの崩れ、そして日常生活では猫背の姿勢になる恐れがあります。
(姿勢の制御よりも呼吸のコントロールを体は優先的に対処します)

横隔膜のトレーニング方法にブレーシングがあります。
仰向けになり腰に手をあて、あてた手を押し返すように鼻からお腹に空気を吸い込み、口をすぼめた状態でゆっくりと息を吐くを繰り返すトレーニングです。
2~4秒で息を吸い込み、4~8秒で息を吐くを30回、これを2セット行います。
肩を骨盤の方へ落とし、首やほほの緊張を解いた状態で行うことがポイントです。
呼吸パターンは習慣であり改善には継続が必要なため根気よく継続しましょう。

下記は呼吸機能の乱れの徴候です。
・肩をすくませながらの呼吸
・口呼吸
・首の緊張
・リラックス時の1分間の呼吸数が14回以上
・猫背
心当たりのある方は効率的なトレーニングの実施、そして姿勢の矯正が期待できるブレーシングに是非取り組みましょう。

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歩行能力改善パーソナルトレーニング指導金山ただたん

ブルガリアンスクワットで歩行能力を向上させる方法

ブルガリアンスクワットはベンチに片足をかけた状態で行うトレーニングのことをさし、別名リアフットエレベーションスプリットスクワットと呼ばれます。(姿勢をすべて説明している親切な名前ですが長すぎて浸透していないようです)

このスクワットの特徴は片脚への負荷が高くまた左右のバランスがとりづらい点です。
同じく片脚で行うエクササイズのスプリットスクワットと比べると前に出す軸足への負荷量が10%ほど高くなり、左右のバランスがとりづらくなるため上位互換の種目と位置付けることができます。片脚で行うトレーニングの利点は日常生活の歩行動作に近い形で筋肉へ刺激を送ることができることであり、反対に片脚で行うトレーニングのフォームの乱れは歩行能力の低下と関連づけることができると考えられます。

ブルガリアンスクワットは非常に強度の高いトレーニングであり、綺麗なフォームで行うのは非常に困難です。
股関節を安定させるお尻の外側に筋肉が弱っている場合、写真のように膝が内側に入りやすくなります。
股関節の安定性は歩行動作に大きく影響し、安定性が低いままで歩行動作を繰り返すと股関節や膝関節へのストレスが増大し筋や腱、靭帯などの軟部組織障害を引き起こす可能性があります。
歩行時に骨盤の左右が大きく上下に動く場合はお尻の外側の筋力が低下している恐れがあります。(トレンデレンブルグ歩行)

ボディメイクや体力づくりでこの種目に取り組んでいる方は今一度フォームを確認していただき、筋肉や体の疲労感だけでトレーニングの良し悪しを判断しないようにお気を付けください。

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AIで生成した股関節インピンジメントスクワットパーソナルトレーニング指導金山ただたん

股関節の不調を解消するスクワットアプローチ

文献では股関節インピンジメントを有する場合のスクワットの動作変化をいくつかの研究を基に紹介していました。
股関節インピンジメントを有する場合股関節内転の増大・内旋の減少、骨盤の前傾、スクワットの深さの減少、下降速度が減少する動作パターンがみられることが多いようです。
股関節内転・骨盤の前傾はインピンジメントを促進し症状を悪化させる恐れがあります。

股関節インピンジメントの緩和には殿筋群および股関節外旋筋群の強化が期待できます。
殿筋群は股関節外転、外旋、内旋の作用をもち股関節の過度な内転を抑制することができます。
股関節外旋筋群についても外旋作用により過度な内転を抑制することができます。
殿筋群の大殿筋は骨盤後傾作用ももつため過度な骨盤の前傾の抑制にも効果的です。
また、股関節外転・外旋を増大させる足幅・つま先の向きの変更も内転を抑制し効果的であると考えられます。

多種多様な筋肉を動員しボディメイクにも体力づくりにも非常にスクワットは有効です。
股関節に違和感を覚える方は上述の内容を踏まえて無理のない範囲で取り組みましょう。
違和感を覚える範囲まで下に下がる必要はありません。
股関節にはインピンジメントの他にも変形性関節症や滑液包炎など様々な傷害があります。
股関節に痛みや違和感を覚える方はより安全なトレーニングライフを送るためにも医療専門職の診断を受けたうえでトレーニングに取り組むことをおすすめします。

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