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プロはもちろん素人もランニングフォームは洗練されている

ランニングエコノミーに関する文献を読みました。
ランニングエコノミーとはある速度での酸素摂取量のことです。
この値が低ければ低いほど省エネルギーで走ることができます。

ランニングエコノミーを決める要素の一つにランニングフォームがあります。
ランニングフォームはざっくりと歩幅や脚の回転数、足の着き方、腕振りなどによって決まるのですが、
読んだ文献によると競技レベルにかかわらずランニングエコノミーが最適となるフォームになっている可能性が高いようです。
そうはいっても、街中を走っている人を観てみるとみながみな同じフォームで走っているわけではありません。
これはエネルギー効率のいいフォームに正解がないということを示唆しています。
歩幅が大きければよいわけでも足の中心で地面に接地すればよいわけでもなく個人の様々な特徴によって正解のフォームが変わるということです。

ランニングエコノミーを上げるためのフォームの調整は無意識のうちにできるようですが怪我のリスクとの関連はまだ十分なデータが集まっていないため、
フォームの修正が全く必要ないということではありません。
トレーナーがランナーの指導をする場合はクライアントのフォームは最も効率的な可能性が高いことを念頭に置き、
そこから怪我のリスクヘッジや筋力の調整について考慮する必要があると思います。

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