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股関節にやさしいスクワット

股関節インピンジメントとスクワットに関する文献を読みました。
股関節インピンジメントとは股関節を構成する大腿骨や骨盤において骨の過成長や構造的変形が起こり骨同士が衝突した状態のことです。
無症状の場合もありますが、股関節前面から外側にかけて骨同士の接触により痛みを誘発する場合があります。

文献では股関節インピンジメントを有する場合のスクワットの動作変化をいくつかの研究を基に紹介していました。
股関節インピンジメントを有する場合股関節内転の増大・内旋の減少、骨盤の前傾、スクワットの深さの減少、下降速度が減少する動作パターンがみられることが多いようです。
股関節内転・骨盤の前傾はインピンジメントを促進し症状を悪化させる恐れがあります。

股関節インピンジメントの緩和には殿筋群および股関節外旋筋群の強化が期待できます。
殿筋群は股関節外転、外旋、内旋の作用をもち股関節の過度な内転を抑制することができます。
股関節外旋筋群についても外旋作用により過度な内転を抑制することができます。
殿筋群の大殿筋は骨盤後傾作用ももつため過度な骨盤の前傾の抑制にも効果的です。
また、股関節外転・外旋を増大させる足幅・つま先の向きの変更も内転を抑制し効果的であると考えられます。

多種多様な筋肉を動員しボディメイクにも体力づくりにも非常にスクワットは有効です。
股関節に違和感を覚える方は上述の内容を踏まえて無理のない範囲で取り組みましょう。
違和感を覚える範囲まで下に下がる必要はありません。
股関節にはインピンジメントの他にも変形性関節症や滑液包炎など様々な傷害があります。
股関節に痛みや違和感を覚える方はより安全なトレーニングライフを送るためにも医療専門職の診断を受けたうえでトレーニングに取り組むことをおすすめします。

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