tadatann.pesronalgym(ただたん)金山・熱田区

股関節の安定性を高めてケガ予防!中殿筋トレーニング法

股関節は高い可動性と安定性を誇り、私たちの日常生活を支えています。
二足歩行をする動物はたくさんいますが、太ももと背骨がまっすぐな直立二足歩行ができる動物は人だけのようです。
(ペンギンはまっすぐにみえてお腹の中で脚が折り畳まれているようです。)
四足歩行と比べ二足歩行は運動効率はよくないですが背骨の真上に頭がくることで脳の容積が増え、地球を支配する知能を得ました。
栄華を極めた人間の直立二足歩行は股関節の安定が不可欠です。
しかし、不活動やトレーニングの選択次第では十分に使いこなすことができず、弱体化し機能が低下します。
特に股関節の安定性を司る中殿筋を中心とした股関節外転筋群の弱体化は、股関節の痛みや違和感をはじめ股関節の安定性を補おうと過剰に働く膝や腰のケガを招きます。

中殿筋と股関節外転

足・腰を鍛える代表的なトレーニング(スクワットやデッドリフト)は、股関節・膝、足を使った前後の動きで数多くの筋肉に大きな負荷を与えることができます。
筋肉によって生み出された地面を踏ん張る力は、股関節・体幹を介してバーベルやダンベルに伝えられます。
股関節の安定化はこの力の伝達をスムーズにします。

デッドリフトで力が伝達する経路

中殿筋を鍛えるために横方向の動きに注目します。
中殿筋は縮むことで、足を外に開く力を発揮し、
この作用のおかげで片足立ちや歩行、ランニングの時に、骨盤が左右に傾かずに体重を支えることができます。

歩き方に現れる中殿筋の弱体化

まずは中殿筋をピンポイントで鍛えるトレーニングから始め、
四つん這いで体幹を固定した状態や片足立ちでバランスを取りながらなど、中殿筋が日常生活やトレーニング中に使われる状況に近づけた複雑なトレーニングにレベルを上げていきます。
身体機能や中殿筋がうまく使えていないシチュエーションから最適な中殿筋トレーニングを選択し、
中殿筋の再教育をすることがけがなく安全にトレーニングや日常生活を送るうえで大切です。

金山駅から徒歩5分
〒456-0018
愛知県名古屋市熱田区新尾頭1-6-10
金山伏見通ビル(第15フクマフビル)501号
体験トレーニング・カウンセリング受付中

最新の投稿

SNSで”トレーニングと健康”についてや普段のトレーニングを発信しています

上部へスクロール